こんにちは!とんです
今日はブラックバイトとして有名な塾講師を経験した話を書いていきます
結論から言うと、かーなーりブラックです笑
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目次
集団塾講師バイトはブラックか
僕は大学生のときに大手塾でバイトをしていました
そこでの勤務形態が本当にひどかったんです
塾講師バイトは「個別指導」と「集団指導」の2つの形態がありますよね
僕には、両方の経験がありますが、今回は集団塾講師としてのブラックさを書いていきます
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集団塾でひどかった3つの経験
1. 無銭で時間外労働は当たり前
まず塾講師をしていて直面するのは、時間外労働の罠です
集団授業を休んだ生徒が居ると、お家に電話して、別の日に呼んで指導する必要があります
ですが、この電話の時間も、別の日に呼んで指導した時間も、正しく申請できないんです
どういうことか説明しましょう
普通、働いていた時間分の時給が出るじゃないですか
というか、時給で1時間働いたらもらえるお金ですよね?
でも、このブラック塾は「塾長の承認が下りないと申請できない」んです
正確には、紙に書いて申請するので、申請自体は可能なのです。
しかし塾長から月末に「ここさ、ちょっと時間長すぎだから書き直してくれる?」と言われます
特にひどいのは、生徒たちがテスト前の時期です
生徒の成績を上げるため、土日にテスト前指導の時間を設けるのですが、朝9時〜夜9時くらいまで勤務していなくてはいけません
もし生徒を呼んでいないと「生徒呼ばなくても成績大丈夫なんだ〜?余裕だね〜」と煽られる始末
そして、12時間のうち1時間だけご飯を食べる休憩時間があるので、実質11時間勤務な訳です(いや実際は、お昼は15分くらいしか休憩ないけど)
そこで、きっちり11時間申請をしたところ「これは困るよ、午前中か午後の数時間かにしてくれないと」と言われます
「え?」ってなりますよね!
11時間働いても、それが正しく支払われることはありませんでした
一応、タイムカードのようなものはありますが、本部の人たちはこれを無視しているんじゃないでしょうか
そしてこのとき、ギリギリ許されるのが6時間申請でした
そのときの時給は1,000円だったので、11時間働いて6,000円とな…
時給600円以下ですね、これが本当にブラックです
2. 予習をしない講師
僕は初めての長期バイトということもあり、
「時間外申請しちゃいけないのとか、もう帰るの?って言われるのとか、きっと社会に出たらよくあることなんだろうな」と思っていました
そして、毎回授業の前には1時間かけて、その日の授業2時間分の予習をしていました
ある日、テキストを常に塾に置いている講師の人に「どうやって予習されてるんですか」と聞いたところ、
「予習なんてしてるわけないじゃないですか!
だって、中学生の内容を教えるのなんて簡単ですよ?生徒に解かせてる間に、答え見るだけで十分ですよ」と言われて愕然としました
「どうやったら生徒にとって分かりやすいか」を考えるための予習なのに、
「予習しなくてもできるからしない」という塾講師が普通に存在するという事実
これでは生徒の成績が上がらないのは当然ですよね
結果、僕のクラスの生徒は、僕が教えている科目の成績は上昇しましたが、
もう一方の先生が担当している科目は、ほとんど成績が上がりませんでした
それを見て、上の塾講師の人はこう言い放ちました
「君が自分の科目やらせすぎなんだよね、だからこっちの勉強に手が回らないんだよ、こっちの科目の時間も考えてくれない?」
僕「」
はい、生徒の成績を上げるための塾なはずなのに、塾講師がこれでは、生徒も保護者も幸せにはなれません
どこの塾に通うのか以上に、どの先生に教えてもらうのかが大切なんだと知りました
極め付けは他の講師に「塾講師はバイトですよ?そんな一生懸命にやっても給与変わらないですよ?」と言われて、僕は塾講師が嫌いになりました
本来、あるべき姿は「生徒の成績を向上させ、生徒の将来の幅を広げられるようにする」ことだと思っていたし、
僕自身、昔教えてもらった先生は親身になって指導してくれたのを覚えています
でも、その真逆で「時給が高いから」という理由で働いているテキトーな大学生も多くいることが分かりました
3. 生徒を卒業させない方針
中学3年生で受験が終わって、今まで勉強頑張ってきた生徒たちが、やっと羽を伸ばせるような時期になったときのことです
塾長から「継続させるように引き伸ばせ」ということを言われました
どういうことかというと、中学3年生の生徒が一気に抜けると、塾の収入が減ってしまうんですよね
そのため「高校になると授業が一気に速くなって難しくなるよ!
だからもう少し、ここに通って高校生の準備をしよう!」とか
「高校生1年生の夏休みは大事だから、とりあえず夏休みまで続けよう!」という風に、不安を煽って継続させるのです
実際、成績が良くて第一志望に受かった子でも、不安にさせられて継続キャンペーンに乗せられる子も数多くいました
その後もずっと、塾長は継続率や収入を気にするばかりです
これって、おかしいことですよね
「高校になっても、今までと同じように勉強すれば大丈夫!」と背中を押してあげられるのが理想じゃないですか?
むしろ、高校でもついていけるように、勉強の方法などをきちんと指導しておくべきでしょ…
この不安を煽って継続させる手法が、僕はどうしても気に入らなかったです
僕としては「勉強って楽しいよね!」と分かり、自発的に勉強するのが理想だと思うし、
高校に入って授業とかに追いつけなくなりそうだったらいつでもおいでっていう方が健全ではないですか?
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塾講師バイトはブラック
大手塾であっても、塾講師のバイトはブラックです
そして、個人的には、いろいろなことが間違っていると思います
大学生で塾講師のバイトをしようとしている人は、個別指導よりは集団の方がまだオススメですが、
口コミなどを参考にし、ブラックではない塾講師を探すようにしましょう
ではでは!
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