会社の仕事や自分の勉強など、できるサラリーマンや優秀な大学生ほど、色々なことに追われているのではないでしょうか。
やること全てを処理するのに苦労したり、やり始めても中途半端になってしまったりということがあると思います。
筆者自身もそうでした。
「たくさん時間を使って努力してるのに、成果が出ない…」この悩みを解決する本に、ずっと前に出会えたので今回はそれを紹介します。
スポンサーリンク
目次
エッセンシャル思考という考え方
エッセンシャル思考とは?
今回ご紹介するのは、『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』という本です。
エッセンシャル思考とは何かを考えるために、この本から少し引用してみましょう。
エッセンシャル思考は、『より少なく、しかしより良く』を追及する生き方だ。ときどき思い出したようにやるだけでは、エッセンシャル思考とは言えない。『今、自分は正しいことに力を注いでいるか?』と絶えず問い続けるのが、エッセンシャル思考の生き方である。
『エッセンシャル思考』から引用
少し分かりづらいですかね?
一言で言うなら、「やることを明確にして、そこにリソースを全力投下すること」です。
エッセンシャル思考の3原則
エッセンシャル思考を実行するための3原則は、
-
- 「やらなくては」ではなく「やると決める」
-
- 「どれも大事」ではなく「大事なものはめったにない」
-
- 「全部できる」ではなく「何でもできるが、全部はやらない」
というものです。
本書には「本当に大事なものは何か?」「大事なものにリソースを集中するには?」というコツや考え方が凝縮されています。
スポンサーリンク
エッセンシャル思考のコツ
本書ではシリコンバレーをはじめ、アメリカで活躍したビジネスマンの思考を解説しています。
エッセンシャル思考のコツは、以下のようなものが挙げられます。
- 「やることを減らす」こと
- 「より少なく、より良く」を心がけ、大事なこと以外は断ること
- 「やること」は自分で選択すること
他にも、人間関係であれば
- 中途半端な友人関係を作らないこと
- 本当に大切な人(家族・恋人)との時間を大事にすること
- 余計な人間関係に時間を取られないようにすること
などが書かれています。
『エッセンシャル思考』で感銘を受けたところ
この本の中でも睡眠は重視されていますが「もう1時間寝れば、数時間分の生産性が手に入る」というのは、睡眠を蔑ろにしがちな自分には新しい発見でした。ずっと前にこの本を読んで以来、睡眠は非常に大切にしています。
「眠いから生産性が低いとか、調子が良くない」という状態は、何をするにも良くないですもんね。
社会人や就活生に役立つ、時間・タスクの管理に関しても考え方から具体的な方法まで記載されています。
スポンサーリンク
本書を読んだ後のアクション
時間に対する考え方を大きく変え、「無駄なことをなくし、大切なポイントに注力する」という思考法になりました。
これは、コンサルとして働く上でも非常に重要になっています。理由は、やろうと思えばどこまででも仕事がある状態で「何の問いを解くことで、顧客に価値を提供できるか?」っていう時間対効果を考えるからです。
そもそもToDoリストに記入する項目も極限まで減らし、それらのタスクも「やる時間を決める」ことで、大切なポイントだけに絞って仕事をしています。
この記事を読んでくれている人が、もし「忙しい」「時間がない」「タスクが多い」と思っていたら、ぜひ読んで欲しいです。
社会人や就活生に、特におすすめです!